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by TANOKURA

2020.01.31

住宅においての気密とは?高気密住宅の3つのメリット

リビング
ランニングコスト家づくりの豆知識家の構造について高気密・高断熱

地球温暖化や電気代の高騰などにより高気密・高断熱への関心が高まってきているかと思います。
今回は高気密・高断熱の内の気密について、やさしく説明させていただきます。

住宅においての気密とは?

住宅においての気密とは、壁・床・屋根・サッシ等にある微量の隙間の度合いの事です。
費用をかけ性能の良い断熱材を入れて高断熱住宅を建てたとしても、壁・床・屋根等に隙間が多いと、内外の空気が勝手に出入りして本当の断熱性能が発揮できません。
つまり、夏の熱い空気や冬は外の冷えた空気が、家の中に入ってきてしまうという事です。
気密と断熱をセットで考える事で最大の性能を発揮できます。

高気密住宅の3つのメリット

繰り返しになりますが高気密住宅は常に、高断熱とセットです。

冬は暖かく、夏は涼しい暮らしやすい住生活が実現できる。

外の気温の影響が少なくなるのでエアコン等の冷暖房器具の温度管理上のロスを減らす事ができます。そして住宅全体の室温を一定に保つことができ、快適な環境で生活する事が可能になります。ヒートショックが起こるリスクも下がります。

光熱費をおさえられる

冷暖房のエネルギーロスが少なくなり、冷暖房効率が良くなります。
より断熱性能を高める事で、家全体を一台のエアコンで快適に生活できている事例もあります。

壁の中の結露を防ぐ

住宅では部屋の中で発生する湿気などが壁の内部に入り、結露を起してしまう事があります。壁の中にある断熱材や柱なのの構造部に悪影響を及ぼし住宅の耐久性にまで関わってくることがあります。それを防ぐ事が出来ます。

気密性能はどうすれば確認できるの?

家の気密C値という基準で表すことができます。
気密測定検査と言うものがあり、専門の測定機をつかって家全体の気密性能を測ります。
隙間相当面積(すきまそうとうめんせき)=C値(㎠/㎡)で表され、家の気密性(隙間の量)を示す指標になります。隙間相当面積とは家全体にある隙間面積(c㎡)を延べ床面積(㎡)で割ったものになり、この数字が小さいほど高気密性な住宅ということになります。

木造住宅とプレハブメーカーでの差

住宅の工法や構造種類だけで違いは出ません。
気密措置を意識して、しっかり施工をする住宅会社が良い気密性能の住宅を造っています。

まとめ

気密測定を毎回行っている住宅会社は現状少ないです。
もちろん、気密性能は住宅の購入を考える上で、ほんの一部の指標にすぎません。
デザイン性や耐震性など、大事な事は他にもいっぱいあります。
限られた予算の中でどこ優先してこだわっていくのか、とても難しいと思います。
そんな検討事項の一つとして、ご参考にして下さい。

編集長

ナゴシ

アウトドア全般と釣り好きの37歳で、編集長を仰せつかっているナゴです。普段は住宅に関わる材料の販売や、設計業務に関わっています。 皆さまの住生活のお役に立てるコラムを書いていけたらと思います!

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