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by TANOKURA

2020.11.25

スキップフロアは実際どうなの?メリット、デメリット、注意点をお伝えします!

スキップフロアのイメージ
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スキップフロアのある住宅では、1階や2階という概念にとらわれず、床面に段差を設けることで構造に変化を持たせるため、暮らしに楽しさをプラスしてくれます。
おしゃれな「間取り」の1つではありますが、そのメリット・デメリットもしっかり知っておくことが良いと思います。
スキップフロアを設けるにあたり、大切なポイントをお伝えします。

どういった家にスキップフロアは向いている?

スキップフロアは空間を広く見せるのが得意

狭い家・都会のイメージ

スキップフロアとは、1階と2階の間にある中二階のような空間を表します。
狭い空間を広く見せることができるため、狭小地に建てられる住宅などに適しているでしょう。
また、住宅を建てる土地に高低差があるときなど、平らにするコストをかけたくない際は、スキップフロアが適しているといえます。

バリアフリーが苦手

別のコラム記事「あこがれの平屋住宅 そのメリットとデメリットとは」では、メリットとしてバリアフリーであることを挙げています。
一方、スキップフロアは中二階のような空間のため、バリアフリーにはあまり適さないといえるでしょう。
住み始めてから「将来」を見据えたときに、スキップフロアにしてメリットがあるのか、問題なく暮らしていけそうかなど、1つ1つ想定して考えていく必要があります。

メリット・デメリットについて、5つずつ厳選したものをお伝えしていきます。

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スキップフロア メリット5選

中二階があることで、家を広く感じられる

2階建てで吹抜けがある場合も、1階を見下ろすと広く感じられるものですが、スキップフロアにおいても広く感じることができます。
別々の部屋ではなく、広い部屋の中の一部分になるため、空間の活用方法も楽しみながら工夫していけるでしょう。

スキップフロアの下を収納スペースにできる

おしゃれな収納のイメージ

スキップフロアのメリットとしての価値が高いことに、『下部に収納ができる』ということが挙げられます。
スキップフロアの制限として、高さが1.4メートル以下というものがありますが、それでも収納スペースとしては十分な広さを確保できるでしょう。

壁で区切られないため、開放感が感じられる

一つの広い空間の中にスキップフロアが存在する、ということも十分開放的に感じられると思います。
また、スキップフロアと周りの部屋を別々に壁で区切らないことでも、開放感を得ることができます。

日当たりも風通しも良好

スキップフロアは1階と2階の間にあり、天井高さも高くなっているため、日当たりも非常に良くなります。

風の流れについても、窓や換気扇を上手に配置することで、風通しの良い住宅にできるでしょう。

日当たりや風通しを良くする1つの手段に、『天窓』が挙げられます。
こちらの記事も、もしよろしければご覧下さい。

 

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リビングと他の部屋とがつながることで、家族の気配を感じられる

スキップフロア上からのイメージ

スキップフロアを通して1階と2階が繋がり、1つの空間になります。
1階と2階に家族が過ごしていても、音や気配などはお互いに感じることが出来ます。

しかし、平屋住宅の記事でもお伝えしているように、プライバシーの保護が難しいという面もあります。

スキップフロア デメリット5選

構造的に弱いところがある

住宅は、主に床や天井といった水平な部分と、垂直な部分(壁)で構成されています。
それらの配置やバランスによって、家の強度が保たれます。
一方、スキップフロアは空間の一部分の床だけが高くなっており、構造上力のバランスや強さなどが変わってしまいます。

構造上の弱さについては、住宅会社や工務店に必ず確認しておくと良いでしょう。
場合によっては強度を上げるためにコストがかかることもあります。

空間が広く、エアコン代などがかかる

光熱費のかかるエアコンのイメージ

空間に区切りがなく広さがあるため、暖めたり涼しくしたりするエアコン代といった光熱費は多くかかってしまうといったデメリットがあります。

2階まで繋がっているため、天井高さもそれに合わせて高くなります。
暖かい空気が上にたまり、1階が寒くなるといったことがなるべく起きないように、エアコンや換気、窓の配置についてあらかじめ考えておく必要があります。

部屋が区切られていない分、プライバシーなどを配慮する必要がある

メリットで『家族の気配が感じられる』ということを挙げました。1階と2階でお互いの気配や音が感じられるということは、お互いの行動がわかってしまうということを示します。

スキップフロアによってお互いのことが気になってしまい、快適ではなくなってしまった、となることのないように、入念に考えておく必要があるでしょう。

施工するのに技術や工夫が必要

「構造上の弱さがある」というデメリットでも紹介したように、スキップフロアの施工は単純なものではなく、工夫が必要となります。

そのため、スキップフロアが得意で、豊富な建築実績のある、しっかりした住宅会社に相談してみるのが良いでしょう。

固定資産税などが上がることも?

自治体のイメージ

スキップフロアのような中二階は、スキップフロア下の空間の高さが1.4m以下であれば、別の階にならない、というルールがあります。
別の階になる場合は、床面積がスキップフロアの分だけカウントがされ、その分固定資産税がかかってしまいます。
申請を出す自治体によっては、別の階にみなされることもあるようですので、住宅会社に確認しておく必要があります。

まとめ

スキップフロアについて、メリットやデメリット、注意点などについてお伝えしてきました。
おしゃれで空間を広く感じさせてくれるスキップフロアですが、住み始めた後のことについても事前にしっかり考えておく必要があります。

スキップフロアと相性のいい「リビング階段」についての記事もぜひお読みいただけたらと思います。

お読みくださいまして、ありがとうございました。

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いえすたいる編集部

のぶりん

鉄道旅行大好きの「のぶりん」です。 普段は、住宅の設計や省エネに関する業務に携わっています。 素敵な「いえすたいる」に出会って頂けるよう、お気持ち込めて、役立つコラムを書いてまいります!

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