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by TANOKURA

2020.12.02

防音室って何? 音の伝わりをどのように防ぐのか、やさしく解説

防音イメージ
リビング・収納・アイデア家づくりの豆知識家の構造について

 現代では、家の中での生活が多様化してきています。
生活の中の「音環境」は私たちの生活と切り離す事が出来ない重要なものです。
外に出かけなくても映画館のような臨場感を味わいながら映画をみたい!
家の中で思う存分に楽器の演奏をしたい! 
静かに落ち着ける寝室を作りたい! など、趣味や快適な住生活を可能にする事が出来る防音室。
今回は音の伝わり方と防ぎ方をやさしく解説いたします。

防音室のもつ役割とは?

防音室の役割とは簡単に言うと、部屋の中の音が外に聞こえるのを防ぎ、
外からの音を家の中に入れない部屋のこと。
ホームシアタールームや楽器を弾く部屋、本格的なオーディオルームなど、趣味の部屋として作る場合や、騒音の多い都市部などの地域の場合では寝室に簡易的な防音室を作るなど、防音のレベルを変えながらさまざまな役割があります。

音の伝わり方は二種類

一つ目は『空気音』

空気を通して伝わる音。
例:話し声 動物の鳴き声 外から聞こえる道路工事の音や飛行機の音等

二つ目は『固体音』

壁や床など物に振動が伝わり生まれる音。
例:上階を歩く音やものを落とした時伝わる音 隣の部屋の壁を叩く音等

スピーカーからは2種類の音がでている

ウーハー

スピーカーで例にしますと、音の出口から直接耳に伝わるのが空気音になり、
床と接する部分から振動が伝わり、生まれる音が固体音になります。
このように一つの音源からでも二つの種類の音の伝わり方があります。
なので音の伝わる種類ごとに、対策を考えて行く事が重要になります。

防音室を作るために音の伝わる種類ごとの対策方法を考える

『空気音』を防ぐ為には

重く、厚い材料を使用する

遮音の性能は天井・壁・床に使う材料の単位面積あたりの重量によって決まってきます。
重ければ重い材料になるほど遮音性能が上がるという事になります。

隙間を無くす

空気の振動で音が伝わりますので、空気が通過する隙間があるとそこから音が伝わってしまいます。
天井・壁・床などのつなぎ目や下地材同士の接合部分、ドアやサッシの開口部などに対処が必要です。
隙間ができにくい、防音室専用の内装ドアや、隙間を埋めるための専用の遮音コーキング等があります。

サッシや壁を二つ重ねる

防音室のサッシや壁を二重の構造にすることで、2枚の壁の間に空気層をつくることにより遮音性能が上がります。

『固体音』を防ぐ為には

振動を吸収するやわらかい材料を使う

上の階の人が歩く音や物を床に落とした時の音などを防ぐには、床材の下地にクッション性のある材料を使用する事で音が軽減することが出来、専用の建材もあります。

床と建物構造の間を離す

より高い遮音性能を可能にするには建物と床を離し固体音の伝わりを軽減する方法もあります。

まとめ

音の室内環境を良くするのに、DIYで防音室作ろうと思う方もいらっしゃると思います。
より快適な音環境の防音室をつくるには難易度の高い工事になってしまう事がありますので、専門的な技術と高い知識が必要になり、DIYでは限界を感じてしまう事があるかもしれません。そんな時は、プロである住宅会社に相談する事が良い方法になります。
お住いの住宅の音環境に目を向けて、特別な部屋を検討してみてはいかがでしょうか。

編集長

ナゴシ

アウトドア全般と釣り好きの37歳で、編集長を仰せつかっているナゴです。普段は住宅に関わる材料の販売や、設計業務に関わっています。 皆さまの住生活のお役に立てるコラムを書いていけたらと思います!

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