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by TANOKURA

2021.05.19

1日30円で家族を守る?!住宅の災害対策~スマートエルラインライトとは?~

スマートエルラインライト

いつ起こるかわからない『災害』。皆さんの中にも「備蓄はある」という方は多いかと思います。では、長時間の停電などの非常事態時、それまで何気なく暮らしていた生活自体を守るシステムを導入されている家庭はどのくらいあるでしょうか。これまでのコラムでも「蓄電池システム」や「V2Hシステム」といった『「エコな暮らし」と「住宅の災害対策」』をご紹介してまいりました。災害に対して防災意識が高まっている昨今、新たな一つの災害対策(レジリエンス)が注目を浴びています。それが「スマートエルラインライト(SMART L-LINE LIGHT)」です。今回のコラムではこのシステムについてまとめていきますので、「ご自宅の災害対策」是非ご検討してみてください。

「SMART L-LINE LIGHT(スマートエルラインライト)」とは?

レジリエンス(災害対策)に特化したシステム

これまでに紹介いたしました、「蓄電池システム」や「V2Hシステム」と同様、災害対策(停電対策)ができるシステムです。「蓄電池」や「V2H」は災害に特化するよりかは、太陽光発電システムを組み合わせることによって「年々高騰傾向にある電気をあまり買わないエコな暮らし」が大きく注目されているシステムです。そんな2つのコラムについては本コラムの最後にありますので併せてご覧ください。

 

2018年9月、当時の台風24号によって静岡県浜松市を中心に、東海地方は大規模な停電に見舞われました。当時被災した方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。自宅は約2日間にとどまりましたが停電が続きました。さて、災害によって停電が起きたとき、一般的な住宅では電力会社からの供給電力が復旧しない限り、電気を使った生活は不可能です。そんな時、「蓄電池システム」は「家庭用蓄電池」から、「V2Hシステム」は「電気自動車(EV/PHV)」から、そしてこの「スマートエルラインライト(SMART L-LINE LIGHT)」は「電気自動車(EV/PHV)のみならず、ハイブリッド車の車載コンセントや、ガソリン等で動く発電機」から、電力を住宅へ供給できるシステムです。これらのシステムによって電力会社からの供給電力が復旧しない期間も、電気を使った生活が可能となります。

スマートエルラインライト②

ハイブリッド車や電気自動車に搭載の100V/1500Wのコンセントから家に電気を供給

スマートエルラインライトの電力供給

「停電」の発生に伴い電力会社からの供給が止まった時、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV/PHV)に搭載されているACコンセント(100V/1500W)からケーブルを自宅に繋ぎ、エンジンをかけることによって車の電気を自宅に送ることができる仕組みです。

1日30円?!「スマートエルラインライト(SMART L-LINE LIGHT)」の魅力とは?

スマートエルラインライトの仕組みをみると、「災害対策」という観点では「蓄電池システム」や「V2Hシステム」と似たコンセプトですね。蓄電池、電気自動車(EV/PHV)、ハイブリッド車(HV)を用いて、自宅に電気を送電する仕組みです。では、今現在「スマートエルラインライト(SMART L-LINE LIGHT)」が注目をあびているのは何故か。その魅力について触れていきたいと思います。

魅力Ⅰ:我が家の「災害対策」が ”1日30円” で!

SLL導入コスト比較

※初期費用については各製品ごとに差があります

「スマートエルラインライト(SMART L-LINE LIGHT)」の一つ目の魅力は、「コストパフォーマンス」面です。初期導入コスト面を見ていただければわかる通り、他システムと比較した時の「魅力」を感じていただけると思います導入コストを30万円と仮定した際、一日約30円で住宅の停電対策ができる<※1>のです。「スマートエルラインライト」は、近年需要の高まる住宅の災害対策を、大きな初期費用もかけることなく導入できる点は大きなメリットでしょう。スマートエルラインライトが開発されるにあたって、ここまで低価格で供給できる背景には、「世の中の大多数の『停電無対策』の方々を無くしたい。どなたでも購入できる製品を作りたい。」という製品開発者の強い思いが込められています。ただ注意点として、自動切替であるが、屋外電源入力BOXまでの接続は「手動」での切替が必要である点、別途車載コンセント(1500W)付きの自動車(HV/EV/PHV等)や、発電機(ガソリン/PLG等)の電源が必要です。現在ハイブリッドカーに乗っていたとしても車載コンセントが未設置の車両ではスマートエルラインシステムの対象外となります。また、最大容量100V/1.5KW(1500W)では「炊飯器、電子レンジ、エアコン、掃除機、IH クッキングヒーター、ドライヤー、アイロン、などが使用できない点にも注意ですね。あらかじめ理解しておく必要もありますので、ご検討の際はメーカーや関係者に念入りに確認することをお勧めします。

 

<※1>

スマートエルラインライトを新築購入時に導入:費用30万円(税別)と仮定  

住宅ローン(35年/金利0.8%で計算)毎月の返済額約900円 :一日あたり約30円の負担 

必要な部材は3種類のみ!

スマートエルラインライト部品

魅力Ⅱ:国内のエコカー市場とスマートエルラインライトとの相性

エコカーシェア率

※(注)新車販売台数が現時点から大きな変化がないと仮定(約527万台)

まず注目いただきたい点は、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV/PHV)の国内シェア比率の推移です。地球温暖化対策の観点で電動車へのシフトが求められている昨今ですが、グラフを見ていただくと日本国内の予想推移は年々電動車、特に電気自動車(PHV/EV)のシェア率が伸び、2028年にはガソリン車を抜いてエコカーが過半数を超えると予想されています。単純計算ですが、2人に1人はスマートエルラインライトシステムに対応可能な車両を運転している時代となるわけです。ここが2つ目の魅力です。(自動車から電気を送る『V2Hシステム」』では、EV/PHVのみが使用可能なため、2020年現在では全体の2%程度しか対応しておりません。)自分が運転している車・乗りたい車で災害から家族を守れるのは大きな魅力ですよね!しかし、ここで注意が必要なのは現環境の段階では、すべてのハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV/PHV)がスマートエルラインライトに対応しているわけではないという点です。スマートエルラインライトを検討の際は、現在の車種が①「対応車種」であるか、また、②「電源容量」がどのくらいか。本システムを導入に合わせてマイカーを買い替える場合は、上記2点(①②)を各ディーラーに確認しておきましょう。併せて、電気自動車(EV/PHV)を所持される方も今後増化傾向だと予想されますので『V2Hシステム』もさらに注目を浴びていくでしょう。

まとめ

電気をおくって

「すぐに復旧しないような大規模停電。」今までの日本では稀に起こる自然災害だったのかもしれません。ところが今はどうでしょうか。桜の開花時期が早くなり、梅雨入りが早くなり...年々規模の大きくなる自然災害や地球温暖化による環境変化をひしひしと感じる方も多いと思います。「照明が使える。」「携帯電話が充電できる。」「冷蔵庫が使える。」「TV・Wifiが使える。」普段なら何の気なしのライフラインを、緊急時も守るためには『災害に強い住宅』を考えること

は必要だと感じます。「スマートエルラインライト」システムは安価で簡単に『電気のある「いつもの暮らし」』を守ることが可能です。ぜひ、ご検討してみてはいかがでしょうか。

太陽光発電システムとの組み合わせで、さらに安心、エコでお得な生活!

太陽光発電システムを組み合わせることによって、停電時には「ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV/PHV)」の他に、「太陽光」で発電した電気を住宅に供給することもで可能です。「太陽光発電システムは売電単価が安くなったから導入はしない方がいい。」これは大きな間違いです。「太陽光発電システム」や、今回比較しました「蓄電池システム」、「V2Hシステム」の魅力については下記コラムでまとめておりますので是非、併せてご覧ください!

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<参考>日東エルマテリアル株式会社~スマートエルライン®ライト

<画像提供>日東エルマテリアル株式会社 <HP

原田

いえすたいる編集部

KAKUTO

「翔斗」と書いて「かくと」と読むサッカー大好きマンです! これから家を建てる皆様へ、少しでもお役に立てる情報発信を 私自身も日々勉強しながら頑張って更新していきます!

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