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by TANOKURA

2021.01.22

家庭用蓄電池を導入して3つの安心を守る~『将来の暮らし・自然災害・未来の地球環境』~

創るエネルギー
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今までの太陽光発電システムの主流は、創り出した電気や自宅で使用して余った電気を「売電」する『売電型太陽光』を採用する家庭が主でした。しかしこれからの時代、近年頻発化する自然災害や為替円安による電気代の上昇、世界規模で対策に動く温室効果ガス問題などの背景があり、より快適な生活を送るために「万が一自然災害が起こった際の停電への備え」、「上昇する電気代を少しでも抑えたい」、「環境対策で未来を守る」そんな暮らしが求められており、再生可能エネルギーで生活をする『自家消費型太陽光』が主流となりつつあります。さらに、計画的に電気をたくわえて有効活用することで、新たな生活様式を叶えられるシステムが「蓄電システム」です。今回はそんな蓄電池を導入した際にできることについてまとめていきたいと思います。

蓄電池の容量は様々。太陽光発電システムの容量とも相談しよう

一般的な蓄電池容量の目安は5kWh〜7kWh程度と言われております。しかし、メーカーや機種によって種類が豊富にあるため、価格や性能など検討する際に悩むポイントだと思います。また、一般的な容量より大きめで「10kWh」を超えるものもあります。容量が大きい蓄電池であればあるほど充電量も増えるため安心感は増しますが、その反面で本体価格・設置費用が増える点に注意が必要です。

将来の暮らしを守る~「電気をあまり買わない暮らし」を実現するために~

蓄電池有効活用

【図①】 エネルギーの自給自足へ

「太陽光発電システム」導入でお得に、「蓄電システム」も導入でさらにお得に生活!

今までは「太陽光発電システム」を導入して家庭で創った電気を「売電」することによる収入が大きくプラスに働いていました。なので『売電型太陽光』が主流だったわけですが、近年は、「売電価格の減少」「買う電気の単価の上昇」「再エネ賦課金負担額の上昇」などの時代背景もあり、「売電」することよりも「売らずに使って得する『自家消費型太陽光発電システム』」が注目されています。世界規模での地球温暖化対策も今後は加速していくので自家消費型で地球にやさしい生活は今後も国策として後押しがあるのではと推測できます。では、太陽光で発電した電気を①売電することで収入を得て、必要な電気は電力会社から買う暮らし。と、②太陽光で発電した電気を売らずに自家で消費することで電力会社からなるべく電気を買わない暮らしさて、「電力会社から買う電気太陽光で発電した電気」どちらが「安い」のか。詳しくはこちらのコラムもチェックしてみてください。

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【静岡県/導入しなきゃもったいない!】太陽光発電を我が家にvol.3~電気代の上昇と自家消費型太陽光の導入編~

前回編では「太陽光発電」を導入するうえでのメリット・デメリットをいくつかまとめました。他にも屋根の形や素材・外観のビジュアル面など細かい部分の一長一短もありますので、工務店さんはじめ設置の際は細部まで…

さて、【図①】を見ていただくと、「太陽光発電システム」を導入することで、昼間の時間帯は太陽光で発電した電気を使いますので電力会社から電気を買わない生活を送ることができます。そこに併せて「蓄電システム」を導入すると、昼間太陽光で発電し、使用量よりも余った電気をたくわえることができます。そして、太陽が沈み発電できなくなったタイミングで、昼間にたくわえた蓄電池の電気を自家に放出することで、夜間も電力会社から電気を買う量を減らすことができます。買う電気量を減らすことで「再エネ賦課金」の負担額も減らせることも忘れてはいけない大きなメリットですね。これで「電気をあまり買わない暮らし」を実現することができます。

自然災害から守る~地震・落雷・台風などによる『停電』時でも安心~

停電のイメージ

唐突に訪れる、電気のない暮らし・・・

近年、地震や台風をはじめ、集中豪雨などによる落雷、その落雷による山火事など自然災害のニュースを多く見かけるようになりました。さらにはその自然災害の規模も年々深刻化しています。被災した際に、日々の何気ないルーティンを狂わせる一つの要因が『停電』です。数時間から長引けば数日間「電気」が使えない生活が続くことで「冷蔵庫の食料保存機能」や、今や世帯に一台どころか国民一人一台普及率の「『スマートフォン』の電池切れ」等を筆頭に、私たちのライフラインが突如遮断されてしまいます。

昼間に電気をたくわえられる蓄電システムがあれば、夜間に電気が使えて安心

皆様が電気が使えなくて一番困る時間帯は「昼間」ではなく「夜間」だと思います。いざ日没で暗くなったとき、ロウソクの火や懐中電灯の明かりのみで生活するのは大変ですよね。そんな時に蓄電池があれば、昼間に電気をたくわえておくことができるので、夜間にそのたくわえておいた電気を利用できます。「明かりがある」ことで災害被災時もグッと安心感が増します。

太陽光+蓄電池のゴールデンコンビが備わっていると、停電時はさらに安心

停電時、蓄電池にたくわえてある電気を夜間で使い切ってしまったとしても、次の日に太陽光発電で再び電気を創ってたくわえられます。太陽光と蓄電池のゴールデンコンビのおかげで、仮に「停電」が長引いてしまったとしても数日間にわたって電気を使った生活を送ることができます。これで自然災害でも「安心」ですね。

未来の地球環境~環境負荷を少なくし、未来を守る~

クリーンエネルギー

自然エネルギーを活用するシステムなので、地球に優しいですし、国策として「日本もCO2の排出量を減らす」と世界にうたっている以上、自然エネルギー(再生可能エネルギー)の進展は今後本格的に進んでいくでしょう。近年の超が付くほどの異常気象の数々。その原因の一つに温室効果ガス(Co2等)による「地球温暖化」が挙げられます。現在「世界規模で温室効果ガス排出量問題」を警鐘し、産業革命前からの地球の平均気温を上昇を「1.5度以内に留める」という目標を掲げています。変わらない生活を送ると、すでに10年を切った2030年には1.5度の臨界点に達するほどのペースで人類は温室効果ガスを排出しています。もし達成できなければ、地球温暖化の負の連鎖を止められず、年々地球環境が悪化してしまう為、人類が生活しにくくなってしまうと予測されています。日本も海外から輸入する「化石燃料」を使っての「火力発電」に頼るのではなく、クリーンな「自然エネルギー(再生可能エネルギー)」を積極的に活用した暮らし方に変わっていくことが今、まさに求められています。

参照:[地球のミライ] 若者たちの声で脱炭素へ! | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 | SDGs

参照:IPCC 1.5℃ 特別報告書」ハンドブック~背景と今後の展望~

蓄電池のいろは~暮らしに合わせて選ぶ~

1.「特定回路型」~停電時に、決めた箇所にだけ電気を使う~

特定回路

事前に設定した場所(リビング照明や冷蔵庫など)で電気を使えます。最大4回路程度まで選択できます。停電時、同時に使用できる家電は最大で2000W(炊飯器や電気ケトルも使用可能)です。停電時に事前に選んだ場所の電気が使え、必要最低限の生活が送れます。「停電時に電気が必要不可欠な場所」を決めることによって電気も安心して使えますし、夜に使用する電気

量を把握することによって適切な容量の蓄電池を導入できるので無駄なコストも抑えられるでしょう。デメリットとして一般的には200V製品(リビングエアコンやエコキュートなど)は使用できない点に注意です。

2.「全回路型」~停電時に、家中どこでも電気が使える~

全回路型

先ほどの選択式とは違い、すべての部屋で電気を使用できるタイプが「全回路型」です。特定回路型のデメリットとして挙げた200V製品が使用できる点はメリットです。エアコンやエコキュートも使用可能なので、停電が起きていない時の生活とほぼ変わらない生活を送ることができるでしょう。ただ、すべての部屋で電気がつかえる反面、消費量も激しくなりがちなの

で、消費量に注意が必要です。夜間早い段階で電池がなくなってしまうと、本当に使いたい時間帯に電気がなくなってしまいます。デメリットとしてはコスト面です。ある程度十分な容量の蓄電池を搭載しなければならない点と「特定回路型」に比べ高価(~60万円ほど)なシステムが多い点です。こちらも検討する際のポイントですね。

【V2H】という新しい蓄電システムも登場

【V2H】とは、『【V】ehicle to【2】【H】ome』と呼ばれ、電気自動車(EV)プラグインハイブリッドカー(PHV)に蓄えられた電力を、家庭用に有効活用する考え方のことです。車と家を連携させることによって、車のバッテリー(蓄電池)の電力を自宅で使おうというもので、いわゆる「次世代型」の蓄電システムが【V2H】なのです。

『V2H』には様々なメリットがあります!

V2H

太陽光発電システムで創った電気をEV/PHVに充電できるほか、停電時は蓄電池同様に自宅に電気を供給することが可能です。さらには家庭用蓄電池よりも容量が大きいため、蓄電できる量が格段に多いのが大きな特徴です。家庭用蓄電池の蓄電容量は4kWh~大きくても16kWhといった容量ですが、V2H対応の電気自動車に搭載された蓄電池の蓄電容量は、最も少ない車種でも12kWhあります。更に日産の「リーフ」等は40kWh~62kWhの容量の蓄電池が搭載されています。さらに、停電が長引き太陽光発電だけでは充電が追いつかない時には、電気自動車(EV/PHV)で既に停電か

ら復旧しているエリアに向かい、そこで充電ができて、その電気を持って帰り、自宅に電気を放出して家電を使うことができることも大きなメリットです。デメリットとしてはまだまだ「EV/PHV」は高価なものが多い点ですね。現時点で、EV/PHVを所有している方にはピッタリの商品です。

『太陽光発電』と『V2H』と『電気自動車(EV/PHV)』の相乗効果

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【静岡県/導入しなきゃもったいない!】太陽光発電を我が家にvol.3~電気代の上昇と自家消費型太陽光の導入編~

前回編では「太陽光発電」を導入するうえでのメリット・デメリットをいくつかまとめました。他にも屋根の形や素材・外観のビジュアル面など細かい部分の一長一短もありますので、工務店さんはじめ設置の際は細部まで…

↑こちらのコラムで触れました通り、現在『太陽光で発電した電気』が最も安く1kWhあたり「12.6円」です。その電気を電気自動車(EV/PHV)に貯めることで大きな経済的メリットが見込めます。

 

先にも触れましたが「V2H」を導入することで「電気自動車(EV/PHV)」を蓄電池として代用することができます。「太陽光で発電した安い電気」を昼間のうちにたくさん貯めることにより、夕方以降、家で使うことで電力会社から購入する電気を大幅に削減できます。

 

さらに、「太陽光で発電した安い電気」で「電気自動車(EV/PHV)」を走行させることにより、通常のガソリン車(ハイブリッドカー含む)とは比べ物にならないメリットがあります。

仮にガソリン価格が1リットルあたり150円として、普通ガソリン車であれば約10キロメートル、ハイブリッドカーでも20~25キロメートル走行するのが現在一般的だと思います。それに対して、「太陽光で発電した安い電気」を「電気自動車(EV/PHV)」に150円分(ガソリン1リットルの値段)貯めると約88キロメートルも走行できるのです。

 

電気自動車(EV/PHV)の燃費(電費)は日産リーフカタログWLTCモードより試算

まとめ

スマートハウス

今後「蓄電システム」の普及は地球のために欠かせないものだと思います。今は「つけたほうがいいのか?」「まだつけなくてもいいかな?」など選択肢がありますが、いずれは温室効果ガス(Co2等)を出さないために、太陽光発電や蓄電システムはスタンダードな仕様となるでしょう。現在の皆様の毎月の電気代をご確認いただき、このコラムや太陽光コラムが皆様のご家庭の、これからの「電気代の単価上昇」や「再エネ賦課金単価の上昇による負担額の増加」などを考えていただくきっかけになれば幸いです。現在太陽光発電システムを搭載し、売電をされていて「卒FIT」が近いご家庭、今から太陽光発電システムを搭載しようか検討中で、さらに自家消費型太陽光で効率化を図りたいご家庭などは是非、「蓄電システム」の搭載もご検討してみてはいかがでしょうか。

原田

いえすたいる編集部

KAKUTO

「翔斗」と書いて「かくと」と読むサッカー大好きマンです! これから家を建てる皆様へ、少しでもお役に立てる情報発信を 私自身も日々勉強しながら頑張って更新していきます!

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