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by TANOKURA

2020.12.04

【静岡県/導入しなきゃもったいない!】太陽光発電を我が家にvol.2~メリット・デメリット編~

ZEHお金・住宅ローンランニングコスト太陽光発電家づくりの豆知識家のメンテナンス災害に対する防災省エネルギー住宅

前回のコラムでは太陽光発電システムの設置について発信させていただきました。今回は太陽光発電についてもう少し詳細に、良い部分・悪い部分も知っていただき、その上で検討していただけたらと思っております。前回コラムの最後にふれさせていただきました「パワーコンディショナー」や「電力モニター」、「売電」、「導入コスト」など太陽光パネルの設置の他にも必要な事柄も含めて、メリット・デメリット形式でまとめていきます。

前回のコラムはこちら

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【静岡県/導入しなきゃもったいない!】太陽光発電を我が家にvol.1~設置編~

今や一般家庭にも普及している太陽光発電システム。最近では法人施設でも見られるようになりました。電気を創ってエネルギー消費をゼロにする『ゼロエネルギー住宅』などで注目度も上がり、太陽光パネルが搭載された…

『太陽光発電システム』と総称される3種セット『太陽光パネル』『パワーコンディショナー』『電力モニター』

自宅で電気を使うには『パワーコンディショナー』が必要不可欠!

パワーコンディショナー

『パワーコンディショナー』が必要不可欠な理由、それは、【太陽光発電で「創られた」電気を家庭で使える電気に変換する重要な役割を持っている※1】ためです。結論、これなくして太陽光で発電した電気は自宅で使うことができません。なぜ太陽光パネルで創られた電気はすぐに使えないのかというと、普段家の中で使用している家電製品は、電力会社から送電される「交流電力」という電気をエネルギーとしているのに対して、太陽光パネルで発電した電気は「直流電力」だ

からです。「直流電力」のままでは家電製品を使えないのでパワーコンディショナーを介します。

※1「直流電力」から「交流電力」へ変換する役割

 

※注目ポイント:「直流電力」から「交流電力」への変換効率は100%ではない点に注目

現在、住宅用太陽光発電システムで使用されるパワーコンディショナーの変換効率は一般平均で95~97%です。変換効率が高いパワーコンディショナーであるほど太陽光パネルで発電したエネルギーを有効活用できているというわけです。

発電量と消費量を「見える化」できる『電力モニター』を設置

電力モニター

加えて、必ず必要ではないですが、『電力モニター』を設置することをおすすめします。「どのくらい発電していて、どのくらい消費しているか」が誰でも判断できます。使用量と消費量を『見える化』することによって「いつ・どこに一番電気を消費しているか」も分かるようになるので自然と節約・省エネに関心を持つことができるでしょう。ちなみに、「一次消費エネルギー」と総称される照明、換気、給湯、エアコンなどの使用電力を、太陽光発電で全て補うのが条件のひ

とつとなっており、「使う電力より創る電力が多くできた」家が『ZEH』と呼ばれます。

「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」に興味がある方はこちらもチェック

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エネルギー収支「0」を目指すZEH(ゼッチ)にするには?Vol.2 ~補助金の種類やもらい方~

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太陽光発電を導入するメリット

メリット① 『環境に優しい』太陽光発電

ECO

『環境に優しい』ということ。私が太陽光発電において最もメリットがある部分だと思っています。「Co2を排出しない発電方法」で地球の未来を守る意識を持つこと。地球で生活していく以上、地球を守ることが必要だと思うからです。大袈裟ですが、簡単に言えば「太陽光発電を導入すること」そのものが第一歩でもあります。先に挙げました「電力モニター」で発電と消費電気を管理することによって、おのずと「節電意識」も高まるのではないでしょうか。

メリット② 災害時、太陽光で創られた電力を活用

日本を取り巻く自然災害はここ数年、毎年のように猛威を振るってきます。近年は「電気の重要さ」を特に感じるので、停電が発生すると、ライフラインに大きな影響を及ぼします。オール電化住宅はもちろんのこと、皆さんも所持している「スマートフォン」も、電力を失ったら使えません。そんな緊急時にも「太陽光発電システム」があれば昼間であれば電力供給の代用が可能です。

メリット③ 余った電力は「売電」でき、光熱費も削減できる

コストイメージ

太陽光発電によって電気を創り、その電気を自宅で使用することで、電気を買う量を減らすことができます。よって一般住宅で電力会社から電気を買う生活をするよりも、毎月のコストを抑えることができます。また、家庭で消費する電気量より、太陽光発電で創られる電気量のほうが多い場合(消費せずに余った電気)は、電力会社に売ることで、売電収入を得ることができます。「売電価格は年々下がっている。【※1】」と、耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、『FIT(固定価格買取制度)』があるので一定期間は安心ですね。

【※1】ちなみに2020年度にFITを始める住宅用太陽光発電の売電価格は、21円/kWhです。一般家庭での発電分は「10年間」固定されるので、2030年までは「10年間は1kWhあたり21円」で売電収入を得られます。

太陽光発電のデメリット

デメリット① ランニングコスト面の懸念

一般的にメーカーで保証されている「太陽光パネル」の寿命は25~30年といわれております。また、冒頭部分で触れました「パワーコンディショナー」の寿命は「15年程度」といわれております。近年は技術の進歩が進んでおり、システム全体的に寿命もぐっと延びていると考えられます。ただ正式なデータが集計できていないため、ここでははっきりとお伝え出来かねますこと、ご了承ください。パワーコンディショナーのほうが寿命が短く設定されている理由は、電子機器が入り組んだ精密機械だからです。4年に一度の定期点検修理で「2万円/回」の他、住宅用太陽光発電(10kW以下)のパワーコンディショナーの交換費用は「20万円前後」を目安に考えていただくのが良いでしょう。

デメリット② 「雨漏り」が起きる懸念

雨

なぜ「雨漏り」の危険があるかというと、太陽光発電システムを搭載する場所に関係があります。一般的な工法では『屋根にパネルを設置』するのが通常で、その際に、屋根に穴を空けて設置するため、「雨漏り」のリスクを伴うというわけです。設置の際、リスクを少しでも回避し安心するために、自分の家の屋根の構造含め、『住宅のことを良く知っている』工務店や住宅会社と取り組みを行っている業者へ依頼することを私はオススメします。また、最近の工法で、屋根材によっては『穴を空けない工法』も出てきています。コストの面を含め、太陽光と屋根の構造を工務店をはじめ、一度相談してみるのも良いと思います。

デメリット③ 年々下がっていく「売電単価の低下」の懸念

先ほど【メリット③】で触れました「売電収入」ですが、電力会社へ売った際の売電単価は年々減少しているのが事実です。「消費電力を節約して余剰電気を創っても、単価が下がっていたらメリットを感じない。」と思われる方もいるでしょう。ただ、技術の進歩によって発電の性能面が良くなっているだけでなく、太陽光発電システム自体を導入する際のコストも下がってきているのも事実です。近年「太陽光発電システム」を導入しやすい環境になっていることは、デメリット以上のメリットでもあると思います。加えて、電力会社からの買電に頼らない自家消費型太陽光発電システムが、近年主流となりつつあります。

まとめ

太陽光発電システム容量

太陽光発電のメリットとデメリットには、細かく挙げればたくさんあります。一方で、メリット面でも触れましたが、自然災害が多い中、「電力」が必要不可欠な今日の日本において緊急時に「太陽光で得た」電力を使える点はとても大きなプラス面だと感じています。太陽光発電システムの導入を推進するのとは裏腹に、近年は売電単価が下がり、原子力発電から火力発電への切り替わりで電気料金は値上がりの傾向にあります。電力単価の上昇や再エネ賦課金の上昇による電気料金の負担増もさることながら、2020年はコロナウィルスによるステイホーム・リモートワークによって家庭内での電気使用量も上昇した世帯も多いと思います。これらによる家庭での電気代の上昇が今後も続くのでは、と懸念されております。そんな今、じわじわと注目を浴びているのが【デメリット③】でも少し触れました『「自家消費型太陽光」の導入』です。次回はそんな「自家消費型太陽光の導入」について電気代の上昇や売電単価の低下等の観点から、まとめていきたいと思います。

原田

いえすたいる編集部

KAKUTO

「翔斗」と書いて「かくと」と読むサッカー大好きマンです! これから家を建てる皆様へ、少しでもお役に立てる情報発信を 私自身も日々勉強しながら頑張って更新していきます!

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