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by TANOKURA

2020.08.15

新築住宅にロフトは必要? メリット・デメリット4選

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ロフトには様々なメリットもある一方、デメリットも存在します。部屋が広く感じられたり、スペースを有効に使うことができるという大きなメリットがあるため、床面積の限られた住宅や平屋におすすめです。
しかし、本当にロフトが必要かどうかについて、しっかり見極めておく必要がありそうです。メリット、デメリットを1つ1つお伝えします。

ロフトとは?

ロフトと聞くと、部屋の上の部分にある空間というイメージがあるかと思います。屋根・天井の間にある空間を呼び、建築基準法では『小屋裏物置等』と呼ばれます。

ロフトとみなされるにはいくつかの条件があります。代表的なものをご紹介します。

ロフトの床から天井までの高さは、1.4m以下

下階からロフトへは、『固定されないはしご』等とする

ロフトの床面積は、直下階の半分まで

行政によって、多少解釈などに違いも

以上のようなものが、ロフトの代表的な条件です。
条件を満たさない場合、上の階として見られてしまうなどの注意点があります。

次にあげるメリット、デメリットをおさえて、将来の家づくりの参考にしていただけたらと思います。

ロフトのメリット ~4選~

空間が広々と感じることができる

下階の床から天井までの高さを変えずにロフトを設置すると、必然的に天井まで高くなり、部屋全体が広々とします。
また、ロフトから下階を見ると開放感も感じられるでしょう。

空間を有効活用できる

収納スペースが限られている場合、ロフトがあれば、部屋の上部に新たな収納スペースを確保できることになります。ロフトならではの大きなメリットといえるでしょう。

特に床面積の限られた住宅では、収納スペースも余裕を持たせることができません。その中で、ロフトによって空間を広く感じ、収納を増やすことができる事も魅力の一つではないでしょうか。

部屋の一部のように、いろいろな目的で使うことができる

収納以外にも、部屋のようにロフトを使うことができることもメリットの1つです。
例として、子どもの遊び場や書斎、趣味のスペースなどが挙げられます。
下の階とも繋がっているため、寂しさを感じずにロフトの空間を楽しむことができるでしょう。

部屋にカウントされない為、税制面での恩恵もある

最初にお伝えした、ロフトの条件に当てはまっている場合はロフトの床面積がカウントされないため、固定資産税などをおさえることができます。

※しかし、ロフトの基準を満たさない項目がある場合は、上階として床面積がカウントされるため、固定資産税など多くかかることがあります。(3階建てとみなされる場合は、耐震や防災面でも対応した間取り、構造にしないといけないため、追加費用が生じてしまいます。)

ロフトのメリットを享受するには、ロフトの条件をしっかり確認して考えていくことが大切です。

ロフトのデメリット ~4選~

ロフト内が動きづらく、使いづらい可能性も

ロフトの条件の1つに、天井までの高さが1.4m以下というものがあります。多くの人がかがんだ状態でロフト内を動くことになるため、動きづらいといえるでしょう。

固定されないはしごでの上り下りについても、使いづらさから放置されるケースも多く、それではロフトを設置した意味がなくなってしまいます。

動きづらさや使いづらさはなかなかイメージしにくいかもしれませんが、ロフトが活きるように予め想定しておくことが大切に思われます

ロフトへの出入りなどで使いづらさがある

ロフトへ入るときや、物の出し入れでは、固定されていないはしごを主に使うことになります。下階の高さもありますので、出し入れする物の大きさによっては転倒しないか不安になることもあるでしょう
ロフトの手入れや掃除も、かがんでやらないといけないため、使いづらさなどは想定しておいたほうが良さそうです。

夏場は非常に暑くなりやすい

ロフトは場所の性質上、部屋の暖められた空気や太陽光による熱も集まりやすくなります。その為、夏場は非常に暑くなる可能性が高いといえます。
断熱材を高性能にすることで、屋根からの熱をおさえることもできるといわれています。ロフトを収納以外で使う計画をしている際は、換気や空調などを予め計画的に配置しておくことが大切でしょう。

それなりに工事費用が掛かってしまう

ロフト自体は部屋とみなされない(床面積に入らない)ですが、1部屋を作るのと変わらないくらい費用がかかると言われています。

内装や構造面、設置するはしごなど、様々な費用がかかります。
お金をかけてまでロフトを設置したい!という目的があることが、後悔しないための重要なポイントといえるでしょう。

ロフトの活用例

書斎や子どもの遊び場にする例

ロフトの下階は、リビングのように家族の誰かがいるような部屋が良いといわれています。
子どもの遊び場スペースとした場合も、下階に人の気配がいると安心するでしょう。
一方、2階の個室などにロフトを設けたとしても、下階に人がいないとわざわざ上に上がらないという傾向もみられるようです。

収納としてのロフトか、家族の居場所の1つとしてのロフトかについて、予め構想を練っておくことが大切です。

物置として使う例

収納メインの物置としてのロフトの場合、なるべく『物の出し入れ』を安心して負担なくできたほうが良いでしょう。

はしご自体は、最初にお伝えしたように『固定してはいけない』『階段にしてはいけない』という条件があります。
しかし、イラストのような階段型収納にすることで、ロフトの条件を満たして、安全にロフトを使うことができます。

※階段型収納を紹介しましたが、書斎や子どもの遊び場へも使うことができます。

まとめ

ロフトならではのメリット、デメリット、そして活用例をお伝えしました。
床面積に算入されず、空間を有効に活用できるというメリットがある一方、ロフトならではのデメリットがいくつかあるようです。
ロフトを家づくりに取り入れたい際は、デメリットについてもしっかり想定した上で、後悔や失敗のない住宅を考えていただけたらと思います。

お読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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いえすたいる編集部

のぶりん

鉄道旅行大好きの「のぶりん」です。 普段は、住宅の設計や省エネに関する業務に携わっています。 素敵な「いえすたいる」に出会って頂けるよう、お気持ち込めて、役立つコラムを書いてまいります!

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